映画 「望郷の鐘」

鐘    4.5.6年生と地域の方々で『望郷の鐘』という映画(喬木村教育委員会主催)を見ました。阿智村長岳寺の和尚さんであった“山本慈昭さん”の体験を映画にしたお話しです。“山本慈昭さん”は、戦時中教師として満蒙開拓団に参加して、奥さんとお子さんを連れて満州に渡りました。そこで終戦を迎え、開拓団阿智郷の方々と想像を絶する逃避行を体験されました。途中慈昭さんはソ連軍にシベリアへ連れて行かれ、その時奥さんやお子さんと生き別れになってしまいます。慈昭さんは1年半後シベリアで解放され、阿智村の自宅に帰れましたが、奥さんとお子さんはとうとう帰ってきませんでした。 自分だけでなく、満州で家族生き別れになっている人や、満州にとり残され帰りたくても帰れないでいる人がたくさんいると知った慈昭さんは、残留孤児帰国の為の活動をはじめ、政府を動かしました。(慈昭さんの奥さんと次女は満州でなくなってしまっていましたが、後に長女と再会することができました。) 戦争によって親子が生き別れ、悲しい思いをした人が沢山いたことを知り、その時の気持ちに子どもたちは共感したようです。6年生の児童からは「家のひいおじいちゃんとひいおばあちゃんも満州に行ったんだって。」「氏乗にも満州開拓団喬木郷の碑があるよ。」という話も出ました。戦争の悲しさと残虐さと無意味さを少しでも知る、とても良い機会になったと思います。